化学物質管理

化学物質管理には、大きく分けて2つの側面があります。

ひとつは、生産工程で使用される化学物質の管理です。これらは、使用時に人体へ悪影響を及ぼす可能性や、公害の原因となるリスクを伴います。たとえば、洗浄工程などで使用する有機溶剤が該当します。当社では、適切な保管・使用方法の徹底や、必要な保護具の着用を義務づけることで、リスク低減に努めています。

もうひとつは、製品に含まれる化学物質の管理です。製造中には問題がなくても、製品の使用時や廃棄時に有害となる可能性があるため、各国で禁止・制限されている物質への対応が求められます。

そのため、当社では該当する物質を排除・制限し、安全な製品づくりを行うとともに、お客様に対して必要な情報の開示・報告を確実に実施しています。

今後も、法規制への適合と環境・安全への配慮を両立させながら、確実な化学物質管理のもとでモノづくりを進めてまいります。