ABOUT
複合加工の意味は多岐に渡りますが、ここでは加工領域に焦点を当てて考えます。弊社ホームページの冒頭では、7つの技術を紹介しています。これらは「付ける」「掘る」「削る」「切る」「曲げる」「磨く」「組む」といった金属加工に欠かせない技術の象徴です。意外にも、これら7つの技術を一社で全て持っている会社は少ないと言えます。また、複合加工の解釈には別の側面もあります。それが組み合わせ加工です。例えば、旋盤加工とフライス(マシニング)加工を組み合わせた設備や、切断とタッピングを行う複合機械、切断とバリ取りを一台で行う複合加工機など、さまざまな組み合わせ装置が存在します。

FEATURE
USE CASE
半導体製造装置向けの様々な部品に複合加工を活用しています。真空フランジやタンク用フランジなどの丸物加工では、旋盤加工とミーリング加工を同時チャックで行うことが可能です。複合加工機を導入する前は、旋盤加工後にフライスやマシニングで後加工を行っていましたが、現在は1台の機械で一貫して加工しています。さらに、五軸機能を付与することで、より複雑な加工も同時チャックで行えるようになりました。
| 対応材質 | ステンレス、アルミ、インコネル、ハステロイ |
|---|---|
| 最大加工サイズ | φ800/800×800 |
PRODUCT CASE
EQUIPMENT
| 設備名 | 型式 | メーカー | 仕様 | 特長 |
|---|---|---|---|---|
| 複合旋盤 | GENOS L300H-MY 1サドル | オ-クマ | 最大加工径300、 最大加工長500 |
1つのチャックで旋削とフライス加工を同時に行えます。 工程集約により、高精度かつ高効率な加工を実現しています。 |
| 複合旋盤 | LB3000EXⅢ | オ-クマ | 最大加工径410、 最大加工長500 |
高剛性・高精度の複合加工機です。Y軸とサブスピンドルを搭載しており、多彩な加工に対応可能です。 |
| 複合五軸加工機 <2026年導入予定> |
MULTUS U3000 | オ-クマ | 最大加工径600、 最大加工長1500 |
高剛性・高精度の複合五軸加工機です。Y軸とサブスピンドルを搭載しており、多彩な加工に対応しています。特にミーリング加工では、斜め加工などが可能な五軸機能が追加されている点が特徴です。 |
スクロールしてください
FAQ
旋削とフライス加工を1台で行う技術で、工程短縮と精度向上を両立します。
円筒形状や段付き部品など、複数工程を必要とする高精度部品に最適です。
Φ300mm程度まで対応可能です。詳細は図面をもとに検討いたします。
はい。自動化ラインで安定した精度と効率を維持します。
段取り回数が減り、寸法のバラつきが小さくなるため品質安定性が高まります。
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